個を磨き、団を成す

強化錬

チャイコフスキーなど、クラシック音楽ではおなじみのワルツ。
その軽快な三拍子にのせた5声のハーモニーが楽曲「Waltzing-para」です。
それぞれのパートのメロディを、楽器の音をイメージして声で表現します。
バイオリン、チェロ、チューバの他、バイオリンをつま弾く音(ピッチカート)も加わって、本物のオーケストラのような華やかさ。

バイオリンのメロディーは、暗闇に揺れる色とりどりの光たちのような美しさです。
ピッチカートのパートは、まるで本物のバイオリンのように軽やかな音色。
主旋律と並行するカウンターメロディーは、チェロがゆったりと優雅な響きを奏でます。
リズミカルに太く大きく響きわたるのは、低音のチューバ。

この曲は、夜の森を照らす不思議な生き物、「メルミムマルミム」が登場する場面で歌われます。
楽器の音色だけではなく、たくさんのメルミムマルミムが放つ幻想的な光。
そんな物語のワンシーンを象徴する曲です。

一つの音色だけではなく、様々な音色で多彩な表現ができること。
それが、人の声の素晴らしいところです。

ボイスオーケストラ、それは「個を磨き、団をなす」こと。
譜面どおりに歌うことは、本当の目的ではありません。
一歩引いて合わせるのではなく、それぞれが自分自身を出し切った上での、本当の調和を学ぶ楽曲です。

みんなが一斉に響き合った時に生まれるハーモニーの素晴らしさ。
それを堪能できる楽曲、Waltzing-paraをどうぞお楽しみください。

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