玉川学園

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はじめてこの学園の名前を聞いたのは母の言葉だった。
「とてもいい学校で私は大好きなの」と母校でもないのに思い入れ深く話していたのをよく覚えている。また、ウインドベル用に作曲を依頼された時、資料としてもらった映像がこの玉川学園の生徒さんたちによる演奏風景だった。母の想いとウインドベル。

駅を降りその空気に僕は惚れた。
都内のように押し付ける風景ではなく、人を優しく迎え入れる午前の空気がうれしかった。
学校が山であり、山が学校であるその姿を見ただけで生徒さんの生命を守り、育てるという思想がよく伝わってくる。幼稚園から大学までをこの山で子供たちは生きていく。

今回、Breavo-paraに通われる方の強い想いからこの学校の職員、教諭の皆さんと声の研修をさせていただくことができた。発声を教育で取り組んでほしい。そこにBreavo-paraの進むべき道があるから。

タイトルは「あなたは子どもが安心できる空間を音で創っていますか?」
安心なき中に伝え合う、学び合う、は存在しない。また、優しいと安心も違う。
安心があるから子どもたちはおもいっきり間違えられるのです。そして、本質をおもいっきり体得するのだと思います。
この学園の職員の方、教諭の方にはそれがある。個性尊重・自学自律・自然尊重など今現代が本当に向き合わなくてはいけない事をここのみなさんは自然に持っている。うれしかった。

声は音である。音には意味があり性格がある。大きな声(音)を出せばいいというものではない。
いや、大きな声なんていらない。響く声が必要なんだ。
子どもは音で動く。その音に安心でき、信じられるものがあれば子どもはとんでもない才能を見せてくれる。

今回集まってくれた人たちは自分のために参加されていたと思う。しかし、みなさんが個々におっしゃるのは全て子どもたちのために、だった。またまたうれしかった。
声なんて自分のためにあるものじゃない。人に渡すためにあるものだから。

いつか叶うことができたら、僕はここの子どもたちと一緒に響かせてみたい。
そして、思いっきり自分の力と触れさせてあげたい。
ここには安心がある。だからできる。

最後にこの学園オリジナルのアイスクリームとパウンドケーキをいただいた。
もう!早く次回も呼んでください!という味でした。
また、星のプレゼントまでいただいた。

子どものような言い方だけど、まだ帰りたくないと思った。
またこの山を登れる日を願って。
価値ある日を僕はもらった。