かえつ有明高校新クラスのオリエンテーション

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緊張で気持ちがコリコリなのになぜかワクワクしてる。
どんな仲間達がそこに集まっているのだろう?
先生ってどんな顔をしているのだろう?
数々のだろう?が浮かんでは消えていく。
高校の初登校日とは誰もがそんな思いではなかっただろうか。

朝、生徒たちは続々と登校してきた。
顔はまだ固いが一生懸命の笑顔で教室に入ってきた。
午前9:00。担任の先生のお言葉が始まった。

「みんなが幸せになるためのクラスでありたい」

素敵な先生の言葉だと思った。

決まり切った要項を並べる教育から、個を掴み行動させる教育へ動き始めた瞬間を僕は見た。

先生のお言葉が終わり、9:15から声のお勉強が始まった。
タイトルは、

「わたしたちはみんな声を持っている」

みんな得意なこと。不得意なことがある。
当然の事だ。それがあるから楽しいんだ。でも、どんなに違っていても声はみんなが持っている。その人にしかない声を持っている。その声で自分に隠れないで発声してみる。
はじめて会う仲間だからこそ、隠れないで表現する。この一点をずっと見つめていた。

ストレッチが終わった頃、空気が変わっていた。
名前を覚える前にもう笑っている。先生と手を繋いでいる。みんな自分に隠れていない。
緊張と安心が手を組んだ瞬間だった。胸に手を当て響かせていく、自分の振動に触れる。
知識ではない。冒険と成功体験が彼らの宝になる。

このような教育活動を人は「新しい」と呼ぶが、
この学校が今、推し進めようとしていることは「本質」だと思う。担任の先生をはじめ、皆さんの本気が清々しく伝わってきた。
教育の世界が本質に走れば間違いなく未来は変わる。