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ParaFESTA「カピュムとパピュム」まずやってみる、からはじまること

2022 年 5 月 29 日 Breavo-para の 1 日限りのレッスンがありました。

ParaFESTA「カピュムとパピュム」です。

Breavo-para が産声をあげてから 2019 年まで、10 年以上にわたって続いていた、全てを響きで表現 する舞台「響舞(きょうまい)」。 「自分の響き」をとおして表現し、みんなの力を合わせて一つの作品を創り上げる場でした。 響きだけで作る、他のどこにもない世界は、残念ながら 2019 年を最後に、開かれていません。

Breavo-para には二つのクラスがあります。
はじめての方のクラス「カピュム」、
1 年以上受講された方のクラス「パピュム」。 ふたつの不思議な名前のクラスは、響舞で上演され、受講生の皆様に愛され続けている物語の名前 「カピュムとパピュム」にちなんでつけられたものです。

最後の響舞から 3 年が過ぎ、響舞「カピュムとパピュム」を知らない受講生が増えています。それは、 Breavo-para にとって、とても寂しいことでした。

たくさんの方に見てもらう場を設けることが少し難しい今。 ParaFESTA「カピュムとパピュム」は、そんな今だからこそ、やってみよう!と決まりました。

いろいろな思いをもった受講生が、参加してくださいました。
この 4 月からレッスンをスタートされた方。「響舞」に何度となく出演されている方、10 年以上通っ

てくださっている方も。
自分の声が出しずらい、違和感を感じる。 歌が苦手。声が小さい。声が嗄れやすい。もっともっと自由に自分を表現したい。 仕事で長い時間話すと、疲れてしまう。 解決したい声の悩みをお持ちの方だけではなく、声を出す時間が仕事の大半を占める営業職や講師の 方、人の心に寄り添うお仕事の方、部下を引っ張るリーダーの方、そして経営者の方まで。

Breavo-para でやっているのは、声だけのことではありません。 最も大切なのは、声を出すよりも、もっと手前のこと。

呼吸とカラダを緩める。 響きを聴きとり、声の出し方を思い描き、イメージをもって、一歩ずつ勇気を出してやってみる。そ こから、少しずつ可能性が広がっていきます。 自分以外の響きに触れて、周波数を肌で感じると、ご自身の響きも感化されていきます。

台本には、初めてふれる不思議な響きの言葉がたくさんありましたね。 それでも、レッスンの終盤には、全員が自分の言葉として解き放ち、歌い、見事に響かせる力を見せ てくださいました! この作品を通して、響き合う尊さから生まれるチカラが、また一つ、そしてもう一つ、芽吹いていき ます。

ここは、声を入口にして、もっと大切なことに気づく場。 まずやってみる。そうして生まれた力には、本来の生命力が宿り、更にその先には、必ず本当の美し さがあります。

参加してくださった皆様、楽しい時間をありがとうございました。心からの感謝を込めて。

インストラクター 赤松宏美

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