変声期って、何が起きてるの?
こんにちは ♪
キッズクラスを担当しています、インストラクターのさちえです。
さてさて、人類みんなに訪れるこの「変声期」。
Breavo-para kidsでは、
変声期前の子供達への声のレッスンを行なっているわけですが、
この変声期前に、呼吸器官を丈夫に!声帯筋を柔軟にしておくことで、
その後の声の成長に影響があると考えています。
では、この変声期っていったい何がおきているのか・・・??
簡単にお伝えすると、
「成長期による骨の成長により、骨にくっついている声帯付近の筋肉の成長が追いつかず、声を出すという繊細な調整がうまくいかなくなってしまいます。」
お腹側にある甲状軟骨(喉仏)が大きくなることにより、そこにくっついていた声帯が引っ張られます。
引っ張られた声帯さんは、緊張状態。
炎症を起こし浮腫んだり
粘液(タン)が増えたり
という現象が起こります。
繊細な調整ができなくなり、声が裏返ったり、出しずらくなったりするわけですね。
ここから考えてみても、この変声期を迎えるにあたり、
声帯筋やその付近の筋肉をたっぷり使ってあげた状態と、
あまり使わない状態(声を出さない、小さな声しか出さない)。
どちらが良さそうだな〜?っと感じますか?
声帯は筋肉です。
カラダの他の部位と同じ、使わなければ硬くなります。
柔軟な筋肉
硬くなった筋肉
どちらが変化に柔軟に対応できるでしょうか?
これって大人になってからも同じことなのですが、大きな変化の時には如実に現れますね。
これは、私の思いなのですが、
幼少期に、カラダを動かし積極的に発声器官を動かすことは、成長期に入った時の変化への安心にも繋がるのではないかと感じています。
大人である私たちがこの変声の時期も、「大丈夫、次へのステップ!」と温かく見守ってあげたいですね。
この週末は、お子さんやお孫さんと、一緒に歌ったり、ヤッホーと叫んだり!た〜くさん声を使ってあげてくださいね。
インストラクターさちえ
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