あなたの声の原色。
先日こんなことにトライする機会がありました。
「今、この部屋にある赤いものを持ってきて!」というので、自分の目の前にある物を並べてみたの。
目の前に3つの赤い物がる。
メガネケース 赤色のペン iPadケース
私が赤、と思って並べたこの3つのもの。
確かに赤いけれど、あら、どれ一つとして同じ色は無い。
でも、名前は赤だ。
赤の原色ってどれだろう?
そもそも原色は、一体どんな色だったのだろう?
いろんなものが混ざった赤を見てきた私は、はっきりとした正解がわからなくなってしまった。
これを声に例えて話してくださった。
あなたの声の原色はどれだろう?
いろんなものが混ざってない、純粋な声、それはどんな音色だろう?
本当の赤は分からなかったけれど、私の本当の声、あ、これはわかるかもな〜っと思った。
鼻声だったり
息が多かったり漏れたり
顎や舌どこかしら一部に力みが入ったり
そんな混ざらなくていいものをぜ〜んぶ取り除いた声、だ。
まさに今、Breavo-paraのCapyumクラスでやっているレッスンはそんな声の原色を導き出す時間。
私は、今週から、数年ぶりにCapyumクラスのレッスンを担当、リスタートを切らせてもらった。
とことん丁寧に丁寧に余計なものを取り除いて、
ただここにある自分の声を響かせる。
新しい声じゃなくて、
すでに持っている声なのです。
生きていくうちにいろんな要素がプラスされ、変化していった私たちの声色。
あなたの声色、本当はどんな色?ピュアな色は、どんな響きだろう?
そんなことを思いながら、生徒さんたちの声を思い出す秋の夜なべ。
これから、レッスンでお会いするみなさま、
一緒にピュアな響きを見つけにいきましょう。
ピュア、ってなんだかとても良いな〜
これから、どうぞよろしくお願いいします!!
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