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声、心、身体はつながっている

 

インストラクターの宏美です。
身体を緩めるためにはどうしたらいいか、というテーマを中心に据えて、この3年間ほど勉強を続けています。
物心ついた時から身体が硬くて、小学生の頃、体育の柔軟体操の時間は恐怖の時間でした。
人一倍緩めることが必要、という身体なのです。

さて、緩めるために勉強していることの1つが、東洋医学です。

日本の現代医学は西洋医学が中心ですが、2000年以上の長きにわたる歴史をもつ東洋医学も侮れません。

経絡という、目には見えない流れが体の中にあります。この流れが何らかの理由で滞ると、痛みにつながっていきます。

「腰痛の80%近くが、ストレスによるもの」と、以前聞いたことがあります。

東洋医学を学び始める少し前のこと、自己研鑽のために1年間ライター養成講座に通っていました。
毎週のように宿題が出て、それほど興味も関心もないテーマの文章を書き、エッセイを綴り、果ては四コマ漫画を考える、という生活でした。書くことが好きと思っていたのに、書くことが嫌いになり、大きなストレスを抱えるようになりました。そんな日が続き、次第に腰痛がひどくなっていきました。

ある日、授業に向かいましたが、腰が痛くてたまらず、落ち着いて座っていることができません。
その日の授業を受けることは難しいと判断して、授業が始まる前に、先生に宿題を提出して帰ろうとした時でした。

先生は「書くことがストレスになっているのかも知れないよ。ある作家さんはね、書くことが苦痛で腰痛になった。
締切りを終えると、不思議なことに、腰の痛みがなくなる。
腰痛の80%近くは、ストレスによるのだからね」とおっしゃるのです。そこで、はじめて腰痛とストレスの関係を実感したのでした。その後も、ライター養成講座が終わるまで、腰痛との闘いは続きました。少し良くなっては痛みが復活、という繰り返しだったように思います。
ストレスが原因で腰痛に悩まされた、という一例です。心と身体は密接につながっている、ということですね。

さて、今度は声と心の関係について。
人前で話すことや初対面の方の前で、緊張やストレスで、声が出にくくなる、という経験をお持ちの方は、少なくないと思います。
Breavo-paraメソッドの発声法が身につくと、緊張していても、声が震えたりすることがなくなり、緊張が声に表れなくなります。不思議ですね。

東洋医学的な見地からの小話を、今後もお伝えしていきたいと思います。

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