英国、ロイヤルバレエ団が大切にしている風習。
世界を魅了してやまないマーガレット王女を名誉総裁とする英国ロイヤルバレエ団。
フランスのS・ギエム。アルゼンチンのM・ヌュネスなど世界の珠玉ダンサーを排出している世界三大バレエ団のひとつである。
そのロイヤルバレエには大切にしている風習がある。
誰が決めたわけでもなく当たり前のようにその風習は受け継がれている。
大きな舞台本番が近づくにつれてダンサー達は徹底的な基礎練習に膨大な時間を費やす。
S・ギエムですらも朝から晩まで基礎練習に没入する。
本番という「解放」に向けての喜びと極度の緊張。
その時こそ自分を守り、助けてくれるものが基礎訓練というもの。
その反復の中から絶対的な自信と安心を自分のものにする。
M・ヌュネスが日本に来日した時、主催者がM・ヌュネス用に五反田にある大きなリハーサル室を用意していた。
しかし、M・ヌュネスは「そんな広いところはいりません」
と渋谷にあった小さなレンタルバレエ教室のバーレッスンで本番までを過ごしていたという美しい話がある。
今、日本は少しづつ解放に向けて扉を開き始めた。
その時こそ大事なものは新しい感性を持って基礎を学ぶ事だと僕は思う。
楠瀬誠志郎 こえの学校Breavo-paraもその風習を持っている。
繰り返すを繰り返す。
4月より新期が始まる。
解放に向け、新しい感性を持って再度基礎を重視としたレッスンを創る。
Breavo-paraに集まってくれる皆さんが自分自身に自信と安心を持って生きる。
それには基礎という絶対性を浴び新しい時代を美しく泳いでいく。
楠瀬誠志郎 こえの学校Breavo-paraは4月からの新期。
最もBreavo-paraらしい美しき基礎に走ります。
基礎。こんなに面白いもの他にない。
楠瀬誠志郎
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